防水工事のすべて

防水工事とは?

古い防水シートに切れ目が見られます。

防水工事とは、雨漏りを未然に防止・対処するために行う工事です。防水工事が必要な箇所は多々ありますが、主にコンクリートでできた建物に施工します。
防水工事を行うことで、家の耐久性が10~20年高くなります。

 ※その後は定期的に行うことが大切です。

防水工事の流れ

それでは、防水工事の流れ・工程についてご紹介いたしますここでは一番主流のウレタン防水工事の流れをご紹介します。

まずは現地調査を行います。

パターン1:ベランダ
パターン2:陸屋根

まずは、お客様のお家にご訪問させていただき、調査診断させていただきます。防水工事の現地調査で見るポイントは、雨漏り、床のひび割れ、塗膜剥がれなどです。およそ30分から1時間で詳しく診ていきます。お客様の家には綺麗な服装で、おじゃまさせて頂きますのでどうぞご安心ください。

足場を設置します。※必要に応じて

防水工事の場合は、必要に応じて足場架設を行います。場合によっては、足場を架設しない場合もあります。架設のする際は、大切なお家を傷つけないように、慎重に組み上げていきます。いい仕事をするにはしっかりとした足場が

施工前の状態

塗装と同時にベランダ防水を施行させて頂いた時の様子をご紹介します。拡大写真では防水層の表面が剥げているのがよく見えます。

全体の画像
拡大図

ベランダ防水とは、ベランダの床を雨や紫外線から守るために防水加工をします。大きく分けて改修も含め
①ウレタン系防水
②FRP塗装
③シート防水

の三つがあります。

今回は、ウレタンの材料である【田島ルーフィングのオルタックエース】を使用して施行しました。幅広い現場で長年に渡り使用されてきた信頼のある防水塗料です。
ウレタンとシートを組み合わせた工法で市や県の屋上防水でも採用されている【ウレタン絶縁工法】と呼ばれるもので膨れによる破れのリスクが格段に低く、メンテナンスもしやすい工法です。

下地調整、そして下塗りをしました。

下地調整は、防水工事で最も重要な工程です。なぜなら下地調整が悪いとその上から塗料を塗っても長持ちしないからです。 当店では”下地調整”に一番時間をかけています。

洗浄清掃をした後、脱脂して、層間プライマー塗布しました。

※施工内容はこの通りです
・自着シート貼込み(湿気を脱気装置から逃すためのシート)
・末端処理
・脱気装置取り付け

ウレタン一層目、二層目も塗布します。

ウレタン一層目は、重要な工程なりますので硬めの材料で肉厚感を出すことによって、防水性能を高めていきます。

ウレタン二層目は、塗膜に厚みを出すために一層目の上から更に塗布します。

ウレタン二層目完了

この後、紫外線に弱いウレタンをトップコートを塗って保護していきます。
※トップコートとは防水工事の仕上げで塗布する塗料のことで、防水層の劣化を抑える役割をはたします。

防水工事の費用・相場について

 防水工事の、費用相場は以下になります。当店でも、建物の劣化状況で値段の変動はありますが、基本的には以下の相場で行っております。

工事の種類費用(㎡)場所
ウレタン防水4,400~7,150円すべて
シート防水3,850~7,700円陸屋根
FRP防水4,950~7,150円ベランダ


押し売りしません絶対に。職人のプライドに賭けて。伊藤

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