今年の夏も、これからも、暑さを和らいでくれます。
施工内容 | 内訳 |
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施工場所 | 岡崎市羽根北 |
築年数 | 30年 |
塗替え回数 | |
工事種類 | |
坪数(塗面積) | |
費用 | ★★★☆☆ |
施工時期 | 2024年8月 |
使用した塗料 | 屋根・・・エシカルプロクールSi クールホワイト リシン外壁・・・関西ペイントRSシルバーマットSi N90 |
デザイン塗装 | 屋根・・・遮熱塗料 リシン外壁・・・RSシルバーマットSi 御影石風・・・御影石塗料(吹付け塗装) |
保証 | 7年保証 |
お客様のご要望 | ・綺麗にしたい |
施工前
塗装前にサーモグラフィーで温度チェック!8月中旬の曇った屋根の温度でも…なんと57.5℃!
そんな高熱の屋根が・・・
なんと20℃以上も下がったのです!理由は、下記に詳しく書いてあります↓↓
施工中
まずは、下地づくりのケレン作業(研磨)
まずは、ケレン作業で錆を落としていきます。
ボトル周りが特に錆が酷いため、これ以上悪化させないためにも早めに対処が必要です。
今回、【特殊錆固定材塗料】+【2液型の強力な錆止め塗料】を使用して下地作成させていただきました。
素材が錆び始めた場合、錆止め塗装だけでは、割と早期に錆びてきてしまうので、塗り替えをお考えの方は、何工程で塗装をするのか、そういった点も注意が必要になってきます。
本当は、錆びる前がいいですが、職人直営店の僕たちが綺麗していきますから安心してください。
錆止め塗布
ローラーで塗る前に、細かい場所や狭い場所を先に刷毛で塗る【ダメ込み作業】です。塗り残しや塗装が透けて十分な塗膜が無い!なんてことにならないためにも場所によってローラーと刷毛を使い分けていきます。厚みが大切ですよね〜
特殊錆固定材1回目塗布後 ↓
錆止め1回目塗布後に再度サーモグラフィーで温度チェック!10℃近く下がりましたね!
これは、白という色が表面の熱反射を促しているからなのですね。
2液型、強力錆止め2回目塗布後 ↓
特許技術使用塗料 エシカルプロクール塗布中 ↓
高機能塗料エシカルプロクールとは
年々上がる過酷な気温に対応すべく、建物のヒートアイランド現象解決に向けて設計開発されたのがこの【エシカルプロクール】
通常の遮熱塗料だと数年経ち、塗装表面が砂埃やコケなどで汚れてしまうと、遮熱効果が大きく損なわれるという課題がありました。
そういった一般の遮熱塗料と【エシカルプロクール】の大きな違いは、遮熱機能だけではなく、
高い放熱機能を有している点です。
夏には、屋根材が70°〜80°にもなります。
そんな近年の異常な温度上昇を、特殊セラミックの高い放熱性能により、50°〜60°程度(平均20°〜25°)まで大幅に抑制することが可能となりました。
先ほども述べたように、汚れに弱い通常の遮熱塗料の弱点を克服した塗料が、
この【エシカルプロクール】となります。
汚れがついてもその放熱機能は、無機セラミックとして塗膜内に、ずっと残っているため、長期間の涼しさを可能にした訳です。
もちろん乾いた後の塗装表面は、滑らかな仕上がりなりますので、汚れづらさもバッチリです。
このメカニズムを可能にしたのは、トヨタと信越化学共同出資をしている、私たちの地元、愛知県に拠点を置くベンチャー企業【アドマテックス】が開発した特許技術のセラミック
【アドマファインセラミック】を使用しているからです。
この特殊なセラミックが開発され、テレビなどの電子機器の薄型化が可能のも、実は、この【アドマファインセラミック】があったからなんですよ。
考えてみたら昔のテレビやパソコンなんかは、めちゃくちゃ大きいファンがついていて、
すごく分厚くて重かったですもんね!笑
日本人の高い科学技術には、いつも驚かされますね!
決して私たちは、エシカルプロクールのメーカーさんやアドマテックスさんの回し者ではありません。笑
話がだいぶ脱線してしまいましたが、
そういった特許技術の使用により、通常の遮熱塗料と比べると高い費用対効果を生み、長期間にわたり、室内の温度を−2〜7℃下げることができるようになりました。
最大の省エネ対策が実証されたデータでは、スーパーオートバックスさんの屋根に使用された例で2年間の電気代が700万節約できたという事例もあるそうです。(16基あった大型室外機が半分の8基の使用で空調が十分に効くようになったそうですよ。)
トヨタや三菱など、製造業の大手製造工場でも、働く人の暑さ対策として、この塗料が採用されています。
ランクルのボディを製造している田原工場の担当者様と話す機会が先日名古屋であり、効果の高さから検討されていましたが、この効果なら納得ですね!(後日談ですが、他の棟の屋根で使用されていたそうです笑)
近紫外線とは…….近紫外線(200~380nm)紫外線のうち可視光線に近く波長の長いものが”近紫外線”です。 大気を透過して地上にまで届くことから、人体や環境に様々な影響を与えることが知られています。熱を一番物体に与える、波長の紫外線のこと
↑細かいところも余すことなく、塗装しました♪
エシカル2回目塗布 ↓
ボトルキャップ取り付け ↓
塗装後は、こちら↓↓↓
さてさて、ではどのぐらい温度が下がったのでしょうか?↓↓↓
施工後にサーモグラフィーで確認したら、なんとこんなにも温度が下がっていました!これは、嬉しいですね!
実際に働いている方にも朝のムワッとした不快な暑さがなくなったという声もいただけました。
本当に職人冥利に尽きる嬉しいお声でした。
外壁塗装
さて次はボロボロに傷んでしまったモルタル外壁に、密着シーラーをたっぷり塗布中
いい感じに濡れ色になっています↓
目地色のグレーを塗布し、マスキングでグレーを隠していきます。なぜなら ↓
左官屋さんがモルタル補修をしてくれたためです♡ 作業中の写真 ↓
さてリシン壁には、亀裂が入っていたため、クラック補修をしていきます。 ↓
リシン部分に、ひび割れがありました。壁内に雨水が浸水する可能性が高いため目地の補修を高耐久の目地材にしました。
モルタル補修。下地がかなりボコボコだったため、その後、ペーパー掛けをして平らにして、、、、↓
モルタル外壁
シーラー2回目+バインダートップコートを塗布していきます。
グレーで仕上げた目地にテープをもう一度、貼ったら着色バインダーを塗布 ↓
柄が入った御影石塗料を吹付け作業して、完成 ↓
塗装後
「Tさん。今回は、当店ではじめての塗装工事でしたが、ご信頼くださり、誠にありがとうございました。業務中ということもあり、ご迷惑をお掛けしてしまいましたが、完工後は大変喜んで頂き安堵の気持ちでいっぱいです。まだまだ暑い日が続きますので、遮熱塗料の効果を発揮して快適な事務所になってくだされば嬉しいですね。
今後もまた何かございましたら、どんなことでもおっしゃって下さいね!
代表親方 伊藤仁志
塗替えをお考えの方は、ぜひ職人直営店のいろはペイントをお尋ねくださいね。
そろそろ、塗り替え時かなと思っていたとき伊藤社長に相談して決めました。