カラーベスト屋根の塗装をご紹介
美合町にて塗装工事を伊藤が担当しましたので一部ご紹介いたします。
今回屋根塗装と外壁塗装を行わせていただきました。
外壁のシーリングが割れ始め、屋根のコケが気になると悩んで、ご相談してくださいました。
ご主人が職人ということもあり、我々の技を信じてくださりご依頼いただきました。
ありがとうございます😁ご期待に添えるように頑張ります!
今回はその中でカラーベスト屋根の塗装をご紹介させていただきます。
まずは完成写真(2液型無機塗料 20年耐久)
色は幅広くどの色にも相性の良い【チョコレート】で仕上げさせていただきました。
雨水をよく弾き、紫外線にも強い高耐久な屋根へと生まれ変わりましたよ!
では、完成までの道のりをご紹介しますね。
☆工程内容☆
1、高圧洗浄
2、ケレン&錆止め塗装
3、下塗り1回目
4、下塗り2回目
5、上塗り2度塗り
1、高圧洗浄
洗浄前
洗浄後
洗浄中
洗浄の状況
屋根の高圧洗浄の様子です。ここが一番大切な工程です。なぜなら汚れを取らずにどんなに良い塗料を塗っても剥離の原因になります。丁寧に洗浄をしていくと、ごっそり長年の汚れが落ちました!これだけでも見ていて気持ちいいですね🌟
2、ケレン&錆止め塗装
板金部分のケレン作業(研磨)
鉄などの金属を塗装する際、塗料の密着力をあげる目的とサビを落とす目的で業界用語で【ケレン】という作業を行っている写真です。
わざと傷をつけ、塗料のノリが良くなるんですよ。
錆止め塗装(サビを抑止し、仕上げの塗料の機能を100%発揮させる目的で行っています。)
金属がサビていないからという理由でこの処理をせずに、そのまま仕上げ材を塗てしまったり、カラーベスト屋根で使う下塗り材を錆止め塗装を省略して塗ってしまうとせっかく塗った金属の色褪せが早まるため、かなり重要な作業です。
3、下塗り一回目(浸透型増膜シーラー使用)
下塗り1回目完成
ポイント
1痩せてしまった屋根の吸い込みを止める目的があります。
2この下塗り材が上塗り材の吸い込みを止めて仕上がりにムラをなくし、上塗り材と素材の密着をよくしてくれます。
※吸い込みのヒドい場合はカラーベスト屋根が飴色になるまで複数回塗ることがあります。
4、下塗り2回目(高耐久エポキシシリコン下塗り材)
1高粘度タイプで厚膜仕上げが可能なため下地表面を平滑化し、上塗り材のきれいな仕上がりが得られます。
2気温の寒暖、風雨、降雪などの気候変動に対応するシリコン樹脂による強靭な塗膜性能を発揮、 高耐候性の上塗り層は長期にわたり美観を維持します。
こちらは、もともと【下塗り1回目】の浸透性増膜シーラーを複数回塗る見積もりでした。
この工程は、見積もりにはなかったのですが仕上がりを予想した時これでは不十分と判断したため、いろはのお家芸『下塗りグレードアップ追加塗り』を発動しました。
(施工側が少し損するかもしれません。ですがそれがきれいに1年でも長く長持ちすると確信があったため追加料金は一切いただいておりません。)
お客様もすごく喜んでくださいまして、その笑顔をお代金として頂戴いたしましたよ☺
5、上塗り2度塗り
広い部分は残し、塗装箇所に合わせてこの3つの道具で細かい部分を先に仕上げていきます。
その後、
メーカーが定める規定塗布量を守りながら、上塗り1回目を仕上げていきます。
上塗り2回目の様子
雨漏り防止の縁切り作業を行い完成です。
いかがでしたでしょうか。
屋根の美観を取り戻し、強靭な屋根へと生まれ変わりました。
明日も一日、いろはのメンバーでお客様の安心のため頑張りたいと思います。